セカンドスクリーン現象の拡大

人々がスマホを使う時間が長くなるにつれて、新しいセカンドスクリーン現象が動画マーケティングと広告の対象となっていることはご存知でしょうか？

セカンドスクリーン現象とは、視聴者がテレビやストリーミングによるPC上でコンテンツを視聴しているとき、スマホやタブレットなどのセカンドスクリーンで、情報を検索したり、ソーシャルメディアに投稿したりショッピングをしたりする現像です。

つまりテレビがファーストスクリーンで、別のデバイスがセカンドスクリーンということです。

アメリカの調査によると2017年には、成人視聴者の75％がこの第2スクリーン現象に加味していたと推定され、2019年には80％以上に増加する可能性があります。

上手くセカンドスクリーンを利用して、エンゲージメントとブランド認知度を高めることができます。

テレビでドラマを見ながら、スマホでオンラインショッピングするユーザーのように、二種類のコンテンツは無関係であることが多いですが、WEBマーケティングを行う中小企業様や個人事業主にとってセカンドスクリーンも無視できない存在となりました。

例えば、2018年にSXSWで特集された、高性能Wifi機器を扱うベンチャー企業 Merckuでは、ファーストスクリーンの一環としてセカンドスクリーンでもターゲット広告やオンラインマーケティングを展開することを考えています。

「セカンドスクリーン現象は2019年も確実に拡大するでしょう。」と、Merckuの共同設立者であるAlex Qi氏。

Merckuではハードウェアとソフトウェアを統合して、ユーザーにストリームTVで使える超高速Wi-Fi接続を提供し、スクリーン上の俳優から製品の追加情報まで、すべての情報に関する新しいガイドになる能力を持っています。」とAlex Qi氏。

テレビの視聴者が新しい視聴方法に流れている時代には、動画マーケティングを改めて見直すことも自社のPR効果を最大限に生かすヒントになることでしょう。

動画マーケティング担当者にとって、2019年はファーストスクリーンに加えて、セカンドスクリーンも視野に入れたマーケティング活動してみてはいかがでしょうか。