動画広告(インターネット)とテレビCMとの違い

動画広告とは、端的に言うと「お金を払ってインターネット上で動画を見せる」ことです。
テレビCMは企業がお金を払って各テレビ局でCMを配信します。
そのインターネット版が動画広告です。
ネット接続時間が増えている現代、動画広告は見てもらうために 有効な広告手段とされています。
今回は、テレビCMと動画広告に違いについて解説します。

SNSやネットメディアで動画広告を配信できる

広告は人が「集まる場所」「利用する場所」「目につく場所」に展開されるのが基本です。 無限に広がるインターネットの世界に多く集まる場所があります。
それが、「Twitter」「Facebook」「Instagram」「LINE」「TikTok」などのソーシャルメディア(SNS)です。 現在では、数多くのSNSで動画を配信することができます。

また、Yahoo !のようなポータルサイトやオールアバウトなどの アクセスの多いメディアでも動画広告を打ち出すことが増えてきています。

インターネット動画広告の事例

■Facebook(パソコン)のタイムライン上に表示された動画広告の例↓↓

■Instagram(スマホ)のタイムライン上に表示された動画広告の例↓↓

■YouTube(パソコン)のタイムライン上に表示された動画広告の例↓↓

動画広告は2022年には4000億円を超える市場規模への成長が予想されています。
今後、動画広告が活用できる場所が増えていくことは確実なので、常にアンテナを張っておくことが大切です。

見せたいユーザーに向けて動画を配信できる

SNSは多くのユーザー情報をデータとして持っています。 このユーザー情報を利用して広告を配信することで、動画広告をより 見てもらいたい人に届けることができます。

これを「ターゲティング」と呼びます。

※ターケティングとは=もともとは「市場を絞ってマーケティングを展開する」ことを意味します。

インターネット広告においては、特定のユーザー層に向けて広告を配信することを指します。
例えば、20代〜30代の男性向けシャンプーの広告であれば、20代〜30代の男性に動画広告を配信できます。 旅行好きの女性、高級車好きの中年男性、コスメ好きな30代女性など、SNSが持っているユーザー情報を活用して、 より興味関心のあるユーザーに向けて配信することで、効率的に広告を打ち出すことができます。

動画広告ならではの特徴を活かす

動画広告には3つの特徴があります。

①各SNSで配信できる。
②興味関心の高いユーザーにターゲティングできる。
③情報を多く伝えて認知力を上げることができる。

つまり、動画広告に特徴を活かすには、各SNSなどの掲載メディアの特性を理解し、ターゲティングした 特定のユーザー層に響くように内容やキャッチコピーを考えたうえで、しっかりとアピールすることが大切です。
ユーザーの立場で考えてみても、しっかりとした情報を交えて自分にあったアピールをしている広告なら、 動画をスキップせずにみたくなる可能性が高まることが理解できるでしょう。