YouTubeやSNSの最適な動画時間と目安
YouTubeやSNSにはそれぞれ最適な動画時間がありますし、どういった目的の 動画なのかによっても最後までユーザーをひきつける動画の長さが違っています。
ではYouTubeやSNSそれぞれの最適な動画時間と目的別の 最適な動画時間について詳しく見ていきましょう。
目次
YouTubeやSNSの最適な動画時間と目安
YouTubeやSNSで好まれる動画時間は全て同じではなく、 利用する年齢層や利用され方によって違います。 例えばYouTubeは幅広い年代の人に利用されており、 どちらかと言うとYouTubeは「動画を見ること」を目的として使われることが多いです。 そのためYouTubeでは、他のSNSに比べると少し長めの動画でも 最後までユーザーをひきつけられる可能性があります。SNSは興味のある話題が見つかるまで画面をスクロールする流し見といった 使い方をすることが多いので、短い時間の動画の方が好まれますよ。 さらに比較的利用者の年齢が高いFacebookはSNSの中では少し長めの動画でも 最後までひきつけられやすいですが、若年層の利用が多いInstagramやTikTokは より短い動画でないとひきつけにくかったりします。
YouTubeの動画の最適時間の目安は2分
YouTubeに商品やサービスの動画を投稿する場合、 最後までひきつける動画の時間の目安は「2分」となっています。 アメリカのマーケティングツールを開発・販売している会社が調査したところ、 YouTubeでは2分程度の動画がユーザーに一番興味を持たれやすいという結果が 出ているんですね。 TVCMが1本当たり15~30秒ですから、 2分と言うのは宣伝動画としてはかなり長い方ではないでしょうか。 先にも書いたように、YouTubeのユーザーは動画を見ることを目的としてYouTubeを 利用しているので、少々動画時間が長くても興味を持てば最後までひきつけられます。Twitterの最適な動画時間の目安は45秒
Twitterで商品やサービスの宣伝をする場合は、 45秒を目安に動画を制作すると良いですよ。 YouTubeと同様に、アメリカのマーケティングツール開発会社の調査によると、 Twitterでユーザーに一番興味を持たれやすい動画時間は43秒となっています。 そもそもTwitter自体が1ツイート当たり140文字までであり、 ユーザーも1つ1つのツイートを時間をかけて読み込むといったをしません。 そのためTwitterでは、動画もじっくり時間をかけて見られることは少ないので、 45秒ぐらいが最適というわけです。Instagramの最適な動画時間は30秒
Instagramに投稿する場合の動画時間の目安は大体30秒ぐらいですね。 実際にInstagramに投稿されている動画の中で、 特にコメント数が多いもの動画の平均再生時間は約26秒となっています。 Twitterも1つ1つをじっくり見ませんが、それでもTwitterは文字での投稿が メインですから1ツイートを閲覧するにはそれなりに時間がかかります。 ところがInstagramは画像や動画による投稿がメインで文字は添え物程度なので、 1つの投稿の閲覧にかける時間はTwitterよりもさらに短いんです。そのためInstagramで最後までユーザーをひきつけようと思ったら、 30秒程度のコンパクトな動画にしないといけないわけです。
Facebookの最適な動画時間は少し長めの1分
Facebookに投稿する場合は1分を目安に動画を作りましょう。 こちらもアメリカのマーケティングツール開発・販売会社の調査によるもので、 Facebookでは1分前後の動画が一番ユーザーの興味を引くとのことです。 YouTubeに比べると短いですが、 他のSNSに比べるとFacebookでは少し長めの動画が投稿できますよ。 Facebookは1投稿当たり約60000文字まで書き込めるようになっており、 Twitterに比べると長文の投稿も多いんですね。 そのためFacebookユーザーは、普段から1つの投稿を閲覧するのに 時間をかけているので、少し長めの動画でも最後までひきつけられるというわけです。TikTokの最適な動画時間の目安
TikTokに投稿する動画は、大体15秒から1分を目安に作ると良いですよ。YouTubeや他のSNSのようにハッキリとした目安は無く、 TikTokでは面白い動画であれば時間に関係無く最後までひきつけられます。 元々TikTokは動画投稿サービスで、 基本的にはTwitterやFacebookのように文字を投稿することはできません。 (動画に文字を入れることはできる) YouTubeと同様に動画を見るために使うものですから、 少し長めの動画でも最後までひきつけられるんですね。 また現在は3分までの動画を投稿できますが、以前は60秒制限だったので 1分以上になると最後までひきつけられない可能性も出てきます。 ただTikTokユーザーは10代20代が中心ですから、 そういった若い世代が興味を持つ内容の動画でないといけません。
目的ごとの動画時間の目安
企業がYouTubeやSNSに動画を投稿する目的は基本的に宣伝広告ですが、 細かく言うと・商品やサービスの紹介
・キャンペーンの告知
などに分かれます。
商品やサービスを紹介する動画は、時間が短すぎると魅力を紹介しきれず、 見た人に興味を持ってもらえません。 反対にキャンペーンを告知する動画は、時間が長いと内容がクドくなったり 何を言いたいのか分かりにくくなったりして、やはり興味を持たれにくくなります。
なので商品やサービスを紹介する動画は少し長め、 キャンペーンを告知する動画はインパクト重視で少し短めが目安なんですね。
商品やサービスの紹介は45~90秒が目安
商品やサービスを紹介する動画をYouTubeやSNSに投稿する場合、 時間は45~90秒ぐらいを目安にしましょう。 45秒より短いと見ている人に伝えたい情報が十分に伝わりませんし、 90秒より長いと動画に飽きて途中で見るのを止められてしまいます。 なので商品やサービスを紹介する動画は、伝えたい内容をコンパクトに詰め込んで、 45~90秒程度にまとめるのが良いんですね。また動画のタイトルや冒頭に、「1分で分かる」などといった具体的な動画時間を 示すことでより最後までひきつけられやすくなりますよ。
キャンペーンの告知動画は15秒が目安
キャンペーンを告知する動画をSNSなどに投稿する場合には、 動画時間は15秒が目安となります。 キャンペーンの告知は、キャンペーンを行っている企業の名前やキャンペーンの存在を 知ってもらうことが主な目的です。 また動画でキャンペーンについて全てを知ってもらう必要は無く、 キャンペーンの詳細が分かるサイトに誘導できれば良いんですね。 なのでキャンペーンの告知動画は内容よりもインパクトが重要で、 最後までユーザーをひきつける動画の長さは短めの15秒となっています。まとめ
YouTubeや各SNS、目的ごとのユーザーをひきつける動画の長さを詳しく紹介しました。企業が宣伝ツールとしてYouTubeやSNSを利用する場合には、 動画の長さを意識することも重要です。
とは言え、ひきつける動画の長さであっても内容が伴っていなければ、 ユーザーは興味を持ってくれません。 短時間で内容が充実した動画を作るのは簡単じゃありませんから、YouTubeやSNSに 動画を投稿する際には動画制作会社に相談するのがおすすめです。
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